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社会福祉法人

ボランティア活動を始める前に~ボランティアの心得

ボランティアの心得6つ

1.無理せずゆっくりはじめよう!そして長く続けよう!

 誰でもはじめは「やってみたい!」という気持ちが強いものです。
新しい世界・新しい仲間との出会いで、知らず知らずのうちに無理をしていることがあるかもしれません。ボランティア活動は長く続けることも大切です。
最初からとばして、途中でくたびれてしまわないようにしましょう。
生活の中でできること、身の回りでできることから始めることが、長く楽しい活動を続ける秘訣かもしれません。

2.約束・秘密を守ろう!

 ボランティア活動をする上で大切なことの一つとして、「人とのつながり・信頼関係をつくること」があります。ボランティア活動は自発的な活動だからといって、自分勝手なことをしていては信頼関係は築けません。
約束をしたら守ること、責任を持って約束を果たすことが必要です。また、活動を続けていると、個人のプライバシーに関わることが耳にはいるかもしれません。そんな時にも秘密を守ることが大切です。
約束を守ること・秘密を守ることは信頼関係を築き、つながりを深めることへの第一歩です。

3.いろいろな力を借りよう!

 活動を進める中で、時に問題に直面することがあります。そんな時、つい「何とかしなくては」と一人で考えてしまいがちです。しかし、そんな時こそ広く周りを見渡してみましょう。
仲間と相談したり、ボランティアセンターを訪ねてみることや、たくさんの人の力を合わせることで解決できる問題もあるはずです。ボランティア活動は、決して一人だけで解決しようとする必要はありません。一人で抱え込んで悩まずに、いろいろな力を借りてよりよい活動を進めましょう。

4.広い視野をもとう!

 活動を継続すると、その活動に伴う知識も深まってきます。しかし、専門性が深まることによって逆に視野が狭くなってしまうこともあります。「自分はこれだけでいい」と決めつけてしまわないで、いろいろな情報を吸収し素直にものを見つめる広い視野を持ちましょう。

5.自分を振り返ろう!

 ボランティア活動を始めるには勇気と積極性が必要です。しかし、一方では謙虚さが必要になります。ボランティア活動は、決して「~してあげる」活動ではあ
りません。あくまでもお手伝いをする「協力者」であり「援助者」なのです。また、地域を「一緒につくっていく仲間」という視点も大切です。何のための活動なのか、周りの人の立場や気持ちを考えながら時には自分の活動を振り返ってみることも大切なことです。

6.もっとみんなに知らせよう!

 地域でボランティアを必要としていることがあっても、あるいはボランティアをしたいと思っていてもどうしたらよいのかわからない人がまだまだたくさんいるはずです。「こんなことやってるよ」と話をすることでボランティアの輪が広がるかもしれません。
ボランティア活動について、みんなに知らせることも大切なボランティア活動です。